モモの七変化

暴風警報が出ていた。庭にある遅咲きの八重桜がはらはらと散っている。
「花に嵐のたとえもあるさ。さよならだけが人生だ」
名言どおりモモは過去と決別して、また新たな一歩を踏み出した。

トリミングも7回目になる。つまり七変化というわけだ。
ずっと同じトリマーさんにお願いしている。
きょうは父ちゃんは留守番だった。
母ちゃんは約20分、トリマーさんと話をした末に、こんなカットにしてもらったという。
いつからこんなに小さい顔になったのか。
父ちゃんはお前のことをすっかり誤解していたよ。

うーーん。前脚もブラシのようだ。
いつものように抱っこしても、よそのイヌのようで妙に落ち着かない。

お気に入りのクッションのうえでポーズをとったから、多分モモなのだろう。

モモのつぶやき

顔の周りがさっぱりしたよ。