忠犬モモ

雪の中、モモと遊ぶのは楽しい。

でも北海道の犬たちは悲惨な歴史を背負っている。
「犬の帝国」という本で、道内ではかつて、オオカミとともにアイヌ民族が飼っていた犬が大量に殺されたという事実を知った。
同じ本に忠犬ハチ公の話が出ている。
ハチ公は、本当はどこにでもいそうな普通の犬だったらしい。
毎日主人を出迎えに渋谷駅に行ったというより、駅前をほっつき歩いていたら焼き鳥を恵んでもらえたので、しょっちゅう歩き回るようになったという。
主人が亡くなってもその習慣は続いたようだ。
ハチ公は死後解剖され、内臓から焼き鳥の鉄串が見つかっている。
そのハチ公が主人と暮らせたのは14カ月だった。

まだ子犬だったモモがうちに来て既に17カ月になる。
父ちゃんを見送りに来たり、出迎えに来たりするようになってほぼ14カ月がたった。

モモのつぶやき

きょうはちょっと寒さが緩んだ。