モモ、人生の岐路に立つ

酪農大学でのしつけレッスンも6回目になった。
きょうは授業の30分も前に車で着いた。楽しみにしている休日一番のお笑いタイムなので、回を重ねるごとに早く来るようになってしまった。大学の門にいる警備のおじさんも、モモが助手席から手を振ると、フリーパスで通してくれるから愉快愉快。
そんな不届きな気分が伝わったのか、レッスン前にみんなで遊ぶことになった。
実はしつけ教室は酪農学園大学付属動物病院の待合室を使っている。けっこうな広さのこの待合室がにわかドッグランになったわけだ。

チワワのちびもも、モモ、ダックスのアズキ、ルカ君の4匹のリードを外すと、互いに追っかけまわしたり顔を寄せ合ったり、お尻をかぎあったり、わいわいやっていた。



フレンチブルのダイキチだけは別扱いで、最後にちょっとだけ仲間に加えてもらったが、みんなを蹴散らすような勢いで、モモは母ちゃんに抱かれながら、入念にお尻の匂いをかがれていた。

父ちゃんは思わずトイプーとフレンチのミックス犬を想像しかかったが、どんな顔になるのかついにイメージすることはできなかった。

さて、肝心のレッスンは、幼児化計画の成果絶大で、集中力がぐんとアップしていた。ひょっとすると次の回で卒業できるかもしれないと先生も言っていた。
ただし受験シーズンなので2週間休みが入る。
卒業できるか、落第か、わが家は受験生を抱えた家庭同様のピリピリ状態が続く。
モモのつぶやき

しつけ教室で、モモはどうしてカタカナなのって聞かれたよ。「モモ」っていうお話の主人公の名前からとったみたい。