イヌの寿命

散歩中に時々、気になるイヌに会う。
やや大型のシェルティーなのだが、脚が不自由で歩くのがつらそうなのだ。長い毛を揺らすようにゆっさゆっさ歩く。一歩進むたびに左へ、右へと傾いてしまう。ヒトの歩行の半分以下の速度だ。いつも小柄なおじいさんがつれて歩いている。
きょうも途中で出くわした。聞くと、ハチという名前で16歳だという。比較的長生きのシェルティーでも長命の部類に入る。だが、よる年波には勝てず、すっかり脚が弱くなってしまったそうだ。

東京農工大の林谷秀樹助教授の2003年の研究によると、日本のイヌの平均寿命は11.9歳だったという。12年前に比べれば3.3歳伸びたそうだ。
一般的に大型犬より小型犬の方が長生きだ。純血種より雑種の方が長命でもある。ちなみにご先祖さまのオオカミは14、5年生きるというから、イヌより長寿ということになる。なぜなのか知りたいなあ。
ネットで調べるとトイプードルは平均13年程度生きているらしい。育て方次第では20年以上も生きる例がある。要は健康管理。ヒトと同じだ。
バランスの取れた食事、適度な運動、健康診断と適切な予防措置。そんなわけできょうも野原を走り回ってきた。あんまり勢いよくジャンプするので関節に悪影響がないか心配になるほどだ。

若いうちにしっかり足腰を鍛えておくんだぞ。

モモのつぶやき

ハチ君の毛並みにはうっとりするワン。