ジステンパー

野生のアライグマの半数がジステンパーに感染していることが、山口大農学部前田健准教授らの調査で分かった。きのう25日の朝日新聞の夕刊に出ていた。
怖いニュースだ。ジステンパーウイルスがふんなどに付着し、抗体のないイヌが触れると感染してしまう。致死率が高い。北海道はアライグマがわんさかいる。もとはといえばペットが野生化したもの。近くの原始林にもすみついている。
モモはジステンパーも含んだ6種混合ワクチンを3回打っている。しっかり抗体ができていると思うけど、万全ではないそうだから注意しないと。
実は父ちゃんは、いろんな本の受け売りで予防注射を打つことには懐疑的なところがあった。ヒトでも予防接種をめぐって重大な事故があったように、深刻な弊害もあるからだ。だが、注射の事故、副作用とウイルス感染の恐ろしさを比べたら、注射を選ぶしかない。抗体価検査をして必要なワクチンだけ打つ方法もあるだろうが、検査料はけっこうかかる。どうしたらいいのか、こんど獣医さんに相談してみよう。
そんなこともつゆ知らず、モモは能天気に遊んでいる。歯がうずくのか歯固めをがりがり、がちがち。あれれ。下の前歯が生えだしたようだ。


きのうは気づかなかったから、寝てる間ににょきにょき伸びるとは、恐ろしいほどの成長の早さだ。

モモのつぶやき

アライグマには天敵がいなくて全国に広がったんだって。飼えないで森に放したヒトがいっぱいいるんだろうね。「ラスカル」の影響かな。