モモ、リスに会う

モモと散歩をしていたらリスに出くわした。こちらに気づいたらしくあっという間に道路を横断すると、近くの木をするすると駆け上がった。


アップにしたらこんな顔。エゾリスだ。警戒してこちらから一瞬たりとも目を離さない。

木の上でムササビのように飛んだりもした。ただし下から上へ。

よく見ると別な木にもう一匹いた。ほとんど同じような大きさだ。キュ、キュと鳥のように鳴いた。「危ないぞ、危ないぞ」。仲間に知らせる警戒信号を発したのだろう。初めて聞いた。

きょうだいなのか、夫婦なのか、親子なのか。えさ集めの最中だったかもしれない。道路の反対側にはドングリのような実のなる木やエゾリスが好む松の木があった。モモと違って自分でえさを探さなくちゃいけない。
モモがリスに遭遇するのは2度目だ。札幌の山にも雪が降る季節となり冬支度を急いでいたんだろう。気がつくと木の上で2匹並んだ。

こちらをじっと見つめていた。体つきからするとまだ子供で初めての冬なのかもしれない。

モモのつぶやき

エゾリスは冬眠しないんだって。元気に冬を越すんだよ。