森のフクロウ、小鳥たち

モモの避妊手術から丸5日がすぎた。お転婆娘に戻り、動きは以前とほぼ変わらなくなった。抜糸までの間、散歩もあまりしないようにとお医者さんに言われているので、これまで控えてきたが、きょうはちょっと外を歩いてみた。
いつもの散歩道を行くと懐かしい焚き火の匂いがした。どこだろうと思ってうろうろしたら、ある家の暖炉だった。大き目の煙突から白い煙がゆっくり上がっているのを見たら、暖炉を囲む家人の姿が想像でき、そんな暮らしもいいなあと思った。
本格的な散歩ができないのでモモに留守番をさせて、野幌森林公園に入った。
実はこのところ足繁く通っている。お目当てはフクロウだ。大木の洞の中でじっとしている姿はたまらない。まだ一度しかお目にかかっていないが、森の守り神という風情がある。古代ギリシアで「知恵」の象徴と言われたのもうなずける。
きょうは残念ながらフクロウには会えなかった。その代わり、ヤマガラ、コガラ、ゴジュウカラといった小鳥やキツツキを観察できた。というか、あるポイントに行くと、そうした小鳥たちが10羽単位で見られるのだ。ちょっとした至福のときでもある。
ヤマガラのオレンジ色と青みがかったグレーの体色はおしゃれだし、コガラ、ゴジュウカラはクロの線がモダンだ。アカゲラの真っ赤な頭は目に鮮やかで、なんでこんなに目立つ色をしているのかと不思議になる。
写真もたっぷり撮ったので、パソコンが直ったらアップしよう。

モモのつぶやき

おなかの傷口がかゆくなってきた。