比較・ペット保険

ペット保険が徐々に普及し始めているようだ。飼い犬の2−3%が加入しているというデータもある。
モモの避妊手術や血液検査を経験し気になって少し調べてみた。
保険業法改正で今年4月から保険会社2社、少額短期保険会社数社が販売しているようだ。
保険会社にはアニコム損害保険アリアンツ火災海上保険がある。アニコムは最大手で、三井物産ジャフコが株主になっていて、来年にも東証マザーズに上場するという。アリアンツの商品はベネッセが「いぬのきもち保険」という名前で販売しており、これは同種のものだ。
少額短期保険会社はペット&ファミリー少額保険株式会社、日本アニマル倶楽部株式会社、株式会社アイペット、もっとぎゅっと少額短期保険株式会社、ペットメディカルサポート株式会社、株式会社FPCなどがあるようだ。
ただ、中身はなぜかとてもよく似ている。
主流は一定の保険料を支払い、治療にかかった費用の半分を保険でまかなってもらうタイプ。つまり自己負担が半分になるわけだ。ただ、ほとんどは支払い限度額がある。身近な愛犬家数人に聞くと、老犬になると十分にもとがとれているという。
逆に考えると、若くて元気なうちは不要ということか。人間を対象とした民間の各種医療保険とこの辺は同じだろう。
ところが、人の場合は公的保険がある。
ペットの場合はそれがなく、おまけに医療費は病院によってかなりばらつきがあるから、なんとなく保険も必要かなと思ってしまう。若くたって骨折したり、誤飲したりはあるだろう。余談だが、プードルには誤飲は少なく、ダックスフントは要注意だと何人かの獣医師に聞いた。
それと、保険の比較サイトも多数あるが、これがほとんど役に立たない。単に保険外社名を並べているだけで比較になっていないのだ。保険料が安いのはどこか、補償が充実しているのはどこか、請求が簡単なのはどこか、各種割り引き率が高いのはどこなのか、知りたい点がよく分からない。
とりあえず、資料請求して自分で調べるしかないようだ。ただ、シェアではアニコムが抜きん出ているようで、株式上場して知名度がさらに上がったら、日本のペット保険の定番になるような予感はする。
競争原理がこの業界でも働いて、魅力的な商品が相次いででるようだとうれしいが・・・・。
結論が出たら、またこの件を書こう。


モモのつぶやき

きょうは久々に本格的な散歩に行ったよ。