モモ、先生に唸る

酪農学園大での5回目のしつけ教室だった。正確には「しつけレッスン」という。
前回からうすうす感じてはいたのだが、モモは急速に自我が確立されているらしい。

お座り、伏せ、待てなど、これまで普通にできたことをしなくなり、集中してくれない。もうすぐ生後8カ月。モモに父ちゃん、母ちゃんがコントロールされだしたようだ。
言うことをきかないので、母ちゃんは焦っていたが、モモは好き勝手に飛んだりはねたりしていた。
おまけに、内田佳子先生が脚をなでているときには、うなったりした。

先生も驚いて、脚が痛いのかもしれないと、じっくり診てくれた。左脚が脱臼しやすいかもしれないが異常はないという。
しつけ教室なのに、骨格を調べてもらったり、前回はまだ残っている乳歯をチェックしてもらったり。お得な教室だ。
で、反抗期を迎えたモモへの接し方。まず、ご飯は一度に与えず、少しずつ手からあげて、飼い主に集中させるようにすること。わけもなくなでたりしないこと。つまり甘やかしてべたべたしてるので、モモのペースにいつしか引きずり込まれているらしい。
こういうことは愛玩犬に多いという。そういえば、くうくうと甘えてみたり、急にほえたりと自己主張をするシーンが増えていた。
実はきょうから、新たにチワワのももちゃん、フレンチブルドックのダイキチ君の2匹が加わった。
ももちゃんはまだ5カ月で、体重は950グラム。小さいのでよちよち歩くような感じだ。素直だったころのモモが懐かしいなあ。


ダイキチはがっちりとした筋肉質で、触ったら独特の重量感があるのに驚いた。それに比べるとモモはふにゃふにゃしている。


一緒に学んできたバーニーズのモップは、きょう見事課題をクリアし、卒業認定を受けた。

比べてはいけないと分かっているが、モモは進歩するどころか、逆戻りしつつある。モモの人生にとって大事な時期だろうから、教室にずーっと通わせてもらおう。

モモのつぶやき

先生だけはワタシの気持ちが分かってるみたい。