モモのお風呂

正月はのんびりお湯につかるに限る。

モモは新年二日目からお風呂に入った。
じたばたせずにじっとしていた。
多分、気持ちいいのだろう。
体が小さいから長い時間入っているとまずい。
ゆで蛙ガエルならぬ、ゆで犬になってはたまらない。

早々に湯船をでてシャワーを浴びた。
シャンプーをして全身をくまなく洗う。
耳から水がジャージャー流れていた。
軽くリンスをしてでき上がり。
いつもながら濡れると急にふけこんでしまう。

風呂を出る前にざっとふいてやる。
全身をマッサージしてもらってうれしそうだ。

<頭のてっぺんがちょうどかゆかった>
気持ちよすぎてネコの目になってしまった。
<うーん、極楽、極楽>

風呂上りはのどがかわく。
<だれかキンキンに冷やしたビールを持ってきてくれ>

モモのつぶやき

お風呂に入ったらおしりの匂いが変わってしまった。自分じゃないみたい。