ジロ吉ごはんだよ!

世界経済が大変なことになっている。
首相も「1929年の大恐慌に匹敵する」と衆院予算委で話していた。
実はアメリカの不動産価格は2006年がピークだった。それなのにこんなことになるとはほとんどの人が予想もしていなかった。サブプライムローンの悲劇。金のない人に無理やりローンを組ませそれを証券化し世界中にばらまいた結果がこの有様だ。金融工学の発達は、バブルの世界拡散を増幅することになった。
米国の双子の赤字があれだけ深刻なのにドルが強かったのも変だった。
ユーロだって高すぎた。欧州の銀行の貸し出しは米国以上に過剰のようだ。
それがいっぺんに逆回転し始めた。

だからというわけじゃないが、米国には虚像やごまかしが思わぬところにある。食の安全をめぐる話でも、ペットフードのメラミンが問題になったとき、米国内で回収騒ぎが広がっているのに、外国向け輸出は一部で行なわれていたそうだ。狂牛病のときだってペット用などとして肉骨粉は世界中にばらまかれていた。

こういうときは国産を信じるしかない。そんなわけで、4日ほど前から純国産のドッグフード「ジロ吉ごはんだよ!」を試している。
タイミングよく、ドッグフード専門店「みんなのいぬ」がモニター募集をしていたので、これに応募して1キロいただいた。ちなみに「オールステージ、繊維少な目タイプ」というやつだ。
詳しい成分などは検索してみてほしい。

簡単な評価をまずは外観から。のど詰まりしにくい球状なのがうれしい。肉臭さも不思議なくらいなく、やや香ばしい。

モモは喜んで食べた。ただ、気泡が少ないとかで、同じ重さの他のフードに比べると嵩は信じられないくらい少ない。要するに物足りない感じだ。もっと与えたい気はするが、そこはぐっと我慢するしかない。モモの催促する顔を無視した。
そして、肝心なうんちとおしっこ。うんちは手作りや吉岡に比べかなり少ない。濃い褐色の健康的な固さでこちらの匂いも少ない。おしっこはかなり薄い褐色と黄色の間くらいの色だった。あまり腎臓に負担はなさそうだ。
今後も何度か食べさせて比較してみるつもりだが、まずは合格点だろう。

モモのつぶやき

とにかく、もっと食べさせて。