散歩

忠犬モモ

雪の中、モモと遊ぶのは楽しい。 でも北海道の犬たちは悲惨な歴史を背負っている。 「犬の帝国」という本で、道内ではかつて、オオカミとともにアイヌ民族が飼っていた犬が大量に殺されたという事実を知った。 同じ本に忠犬ハチ公の話が出ている。 ハチ公は…

続 モモ、大雪でげんなり

とにかくよく降った。 除雪車が通る前のわだちである。 モモなんかすっぽり入ってしまう。 普通の車では腹がつかえて走れないだろう。 こんなところを散歩したら、モモにもあちこち雪がついてしまった。 そんなときはブルブルするしかない。 雪をはねとばす…

モモの人生にも迷いはある

いやな予感がすることがある。 人間よりもイヌの方がそういう感覚は鋭いのかもしれない。 散歩好きのモモがときどき玄関でいやいやをする。 脚を突っ張ってなかなか外に出ようとしない。 なぜなのか分からない。 予知能力があるのだろうか。モモのつぶやき人…

モモの雪対策

レッグウォーマーをまた試してみた。 モモはいやがったが、雪がついて電球のようになるよりはいい。 それにしても細い脚がさらに細くて貧相にみえる。 まるでこれじゃ割りばしだ。 最初は盛んに足元を気にしていたが、慣れればなんてことはない。 いつもどお…

モモ、氷河をいく

道路がてかてかだ。 先日の雨でスケートリンク状態になっている。 そのせいかモモも歩くのをいやがった。 足の裏が冷たいというより滑るのをいやがっているふうだ。 爪も短めに切ってもらっているからグリップがきかない。 仕方ないから母ちゃんが抱っこした…

モモ、リスに会う

ひと気のない道でモモを走らせてみた。 元気よくかけてきてぴたりと止まった。 ごそごそと音がするので見ると、リスが大きな木の幹を走り回っていた。 モモはまったく気がつかないふうだった。 匂いで分からないのだろうか。 リスはこちらを気にしながら枝か…

小雪のモモ

今年は雪が少ない。 いつもなら積もっているのに、雪がない。 これも温暖化のせいだろうか。 雪のない道路をせっせと散歩するせいで、モモはあまり爪が伸びない。 というか、適当に削れてしまうらしい。 モモがまだこどもだったころ、トリマーさんから爪の切…

馬車馬のようなモモ

このブログの写真の中には母ちゃんが撮っているものが少なからずある。 下の写真もそうだ。 きのう母ちゃんが、持ち歩いているコンパクトデジカメで撮影した。 一面、雪に覆われたので、どことなく12月風の服をモモに着せて、野に放ったようだ。 リードを…

探偵犬、モモ

一夜明けたら道路が真っ白になっていた。 冷え込みも厳しい。 いよいよ冬だ。 雪の上を歩いたら、モモはやたらと匂いをかいでいた。 靴跡がにおうのだろうか。 寒いのにわざわざ這いつくばるようにして歩いていた。 雪に覆われたために匂いを発するものが少…

モモ、ワイナリーの旅

寒さが緩んだので、またワイナリーに出かけた。 今回はマオイワイナリー。 長沼町にある。 入り口でいつもの記念撮影をした。 最近は休みのたびにモモとワインの醸造所に出向いている気がする。 ブドウの剪定をしていた。 畑はゆるやかな傾斜地にある。 フラ…

モモのチアガール

道端にはまだ雪が残っている。 初雪の感触をモモは楽しんでいた。 足の裏は冷たくないんだろうか。 家の中では震えたりしていても外に出れば元気になる。 そんなわけで久々のチアガール姿。 これを着ると、さらに気が強くなるようで、遠くを歩いていたミニチ…

モモの週末

せっかくの週末だというのに土日と天気が悪かった。 土曜は雨が降り続き、日曜は断続的に冷たい雨が降った。 日が差したわずかな時間をみつけた散歩に出た。 風も強かったから、目の前で次々に葉が落ちていった。 予報では来週は冷え込みが厳しくなって平野…

モモ、ワインを買いに行く

いいワインができたというので買いに行った。 車で30分ほどの三笠市にある山崎ワイナリーだ。 ブドウ畑に囲まれた小高い丘の上に木造の建物がいくつか点在している。ここで醸造と販売をしている。 甘いぶどうの香りが漂っていた。 ワインはよく分からない…

モモとイチョウ

イチョウの葉がいっぺんに散りだした。 JRの駅近くにイチョウ並木がある。 落ち葉があまりに多いのでおばさんたちが葉を片付けていた。 稚内、旭川ではきのう初雪を観測した。 道理で冷えるはずだ。 今夜はここも雪かもしれない。モモのつぶやき変な格好の…

風流を解するモモ

散歩道のモミジもいつの間にか色づいている。 催促して母ちゃんに抱っこしてもらったら、上の方はもっと鮮やかだった。 寒さも和らいで秋真っ盛りという感じだ。 日本のトイプードルに生まれて幸せだなあ。 うーーん。 紅葉を愛でて俳句でもひねろうか。モモ…

モモの警戒心

曇り空だが寒さは一段落したようだ。 森を少し歩く。 知らない道を行くとき、先頭にいるモモはしょっちゅう後ろを振り返る。 こちらが立ち止まると、戻ってきたりする。 怪しい雰囲気を感じると、けっして先頭に立つことはしない。 森にはけっこう人が入って…

モモと雪虫

今週に入って雪虫を見るようになった。 アブラムシの一種だそうだが、ふわふわ飛んで来て、モモにもまとわりついていたりする。 平地での雪ももうすぐだということだろう。 ところが、いまだにこんな草もはえている。 シロツメクサだ。 なぜか花まで咲いてい…

モモとスーパーマリオ

じめじめした天気が続いたと思ったら、にょきにょきキノコが出ていた。 ベニテングタケという有名なキノコだ。 赤白の派手な色。下痢したり幻覚作用があったりという毒キノコだが、みかけほど強い毒ではないという。 童話やスーパーマリオブラザーズにも登場…

モモと雪山

朝から久しぶりに青空が広がった。 雨の後なので空気が澄んでいる。 遠くの山が白くなっているので驚いた。 寒い寒いと思っていたら、もう雪景色だ。 季節の移り変わりが本当にはやい。 モモも寒がるはずだ。 抱っこしていつもの記念撮影。 そういえばきのう…

小春日和のモモ

秋の気配が濃い。 落ち葉も日一日と増えていく。 モモが歩くだけでもかさこそ音がする。 空も高い。 雲の形が面白かったので写してみた。 午前中は意外に温かかった。 こんな日を小春日和というんだろう。 モモは草原を走り回っていた。 ときおり頬をなでる…

モモとイガ栗

青々としていたイガ栗がいつの間にか茶色になっている。 弾けて実が飛び出しているものもあった。 栗が落ちていても拾う人もいない。 自然豊かだからだろうか。 小さいこどもたちが減ったからだろうか。モモのつぶやき子ども手当てでフランスのように出生率…

モモと松ぼっくり

松ぼっくりが落ちていた。 冬になるとリスに出会う場所である。 モモはほとんど関心を示さない。 真剣になったのは母ちゃんだ。 クリスマスリースとかなんとか、手づくりの作品の材料にするんだそうだ。 少しでも見栄えがするものを探していた。 どうやって…

モモとサフラン

道端にサフランが咲いていた。 正確に言うと、サフランではなくイヌサフランという種類らしい。 サフランというと、父ちゃんは詩集「サフラン摘み」を思い出す。 クレタの或る王宮の壁に 「サフラン摘み」と 呼ばれる華麗な壁画があるそうだ そこでは 少年が…

モモ、リスに会う

シルバーウイーク最終日は青空が広がった。 モモの散歩道は晩秋の風情である。 久しぶりにリスに出会った。 ガサゴソという音に気づいて振り向くとフェンスの上を走っていた。 やけに色が濃くなっている。 まだ丸々と太っていないからこれから食いだめするん…

モモとニワトリ

近所にはニワトリが放し飼いになっている。 モモが住んでいるのはどんな所かと思うかもしれないが、一応住宅街ではあるがニワトリやヨーキーが放し飼いになっている場所なのだ。 ニワトリは道路わきに小屋があって、その周りをうろうろしている。 どうやら烏…

モモとイヌ

近所で目立つのは野良猫だけではない。 野良犬も増えている。 しかも、純血種が野良犬化していたりする。 たとえば、こいつだ。 純粋なヨークシャーテリアである。 ご覧のようにリードもなく、放し飼い状態になっている。 以前にも書いたが、実はこいつはモ…

モモとネコ

野良猫が増えている気がする。 庭にもしょっちゅう入ってくる。 こんな寒いところで、どうやって生き延びているのか不思議だ。 きょうもネコに出くわした。 モモはかかっていこうとするから、ひきとめるのが大変だ。 多勢に無勢とみたか、ネコが引き下がった…

モモも歩けば・・・・

ほとんど同じコースを散歩しているのに、いろんなものに出くわすから楽しい。 いつの間にかこんなところでホオズキが色づいていた。 カボチャも道端にごろごろしている。 このあたりは畑もところどころ残っているが家庭菜園も盛んだ。 自分の庭ではなくても…

モモは動じない

総選挙結果にもモモは興奮したりしない。 金星から生還した日本人女性が次期ファーストレディーになると知っても、ぴくりとも動かない。 熱しやすいのは、またさめやすいことを熟知しているかのようだ。 きのう、父ちゃん、母ちゃんと散歩していたときのこと…

境界線上のモモ

モモの散歩コースには市の境界になっている道がある。 上の写真のモモの背中をちょうど境界線が走っている。 左側は札幌だから、モモの体の半分は札幌市内にある。 このあたりの犬は毎日のように越境している。 だから、初対面の犬同士、どこに住んでいるの…